2009年5月31日日曜日

なんちゃってアテンド。

1年と少し前のお話です。


約2年ほど前に、ドイツ在住のとあるフランス人女性と、
ネットのサイトで知り合いになりまして。
彼女が日本に観光に来るというので、
半日弱、東京某所をを案内したことがありました。


この人、日本に来るのはまったくの初めて。
もちろん、あらゆることが初尽くし。
目に入るものについて、
質問やらコメントやら、
もう、ひっきりなし。

彼女は日本語がほとんどできないので、
私は100%フランス語。
でもまあどうやら、通じてたようです。

それにしても、ですよ。
普段こっちが見慣れてるものを、
逐一フランス語で説明するとなると大変。
当たり前だけど、こっちはそんな、
いちいち疑問に思わないし。

彼女が日本に興味を持ったきっかけは、
昔、哲学(とくにドイツ系)をしていたかららしい。
そうか、西田幾多郎系のつながりで、
日本にたどりついたわけですな。

あとはZenとかWabiとかSabiとか、
そういったものにも惹かれているらしい。
1年くらい、書道をしたことあるとも言っていたっけ。
でも、日本語の勉強に取り組んでみたけど、
少しかじってすぐにやめてしまったとか。
漢字の難しさに辟易したそうな。

そうそう。
手土産に、彼女はバルトの『表徴の帝国』の原書を
持ってきてくれました。
でもまだあんまり読んでない(苦笑)

お昼ご飯をどこで食べるか迷った末、
結局、私の一存で(笑)日本食にしてしまった。
『郷に入っては郷に従え』的、発想。
いーじゃん、だって日本だし。

しかし、まだ日本食は口に合わない様子。
なんだか、妙に感心してしまった私。
フランス人でも、日本食ダメな人いるのね。

でもそれもそうか。
たとえばパリとかに住んでいれば、
日本食に触れる機会も多いのだろうけど。
彼女の場合、そうではないし。

そのうえ彼女はお魚が嫌い。
日本でフランス語を教えたいと言っていたけど、
お魚が嫌いだと、
ちょっと日本に住むの難しくない?
と思ってしまった私でした。


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今日の夕ごはん。

今日はお肉♪



いただきもののカルビがある、
ということで・・・

本日は焼肉。







お上品に脂がのっていて、
やわらかくておいち~~い!


こちらは、トマトとじゃこのサラダ。


セロリと玉ねぎが入ってます。
今日はじゃこがなかったので、
シラスをフライパンで
ひとしきり炒ってあります。

ドレッシングは醤油ベース。
だけどマスタードが入るので、
不思議でおいしい味わいに。




弟があとから帰ってきたので、
さすがに食べきれない、という分のお肉を
二切れほど、またまたいただいてしまいました。


いかん、太る(汗)

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昨日の夕ごはん。

一日遅れです。


昨日の夕ごはんは
カジキマグロのステーキ。
トマトソースをかけて
いただきました。







お野菜は・・・



にんじん、オクラ、かぶ、
ごぼう、ズッキーニを
煮込んだもの。

5月17日にもお目見えしています♪





こちらはお味噌汁。


本日の具はアサリ。
身が大きくて大満足。

貝のお味噌汁は、
お汁にしみだす磯の香りが
たまりませんな。




バタールも。


ナイフで切れ目を入れてから、
ホイルに包んで
オーブンでしばらく加熱。

バターをぬってもよし。
トマトソースにつけてもよし。





あーおなかいっぱい♪


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音が静かになりました♪

こないだうなりだしたパソコンの
続報です。


昨日、父親がPC本体を開けまして、
電源冷却ファンを中心にひたすらお掃除。


お掃除した結果、きれいになったファンが回りだしたら、
音がしなくなりました。
いまのところ、その状態をキープしてます。


・・・ほこりがたまっていたせいだったのね。
みなさんも、気をつけてね。


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阿修羅展へ。

金曜日の夕方から行ってきました。

興福寺創建1300年記念。
東京国立博物館 平成館で、
6月7日まで開催中。
ラスト1週間は、連日午後8時まで開館とのこと。


想像通り、すごい人でした。
入るのに30分待ち。


私はめったにイヤホンガイドを借りない人ですが、
やはり借りている方のほうが多いので、
どうしても、たまる場所には人がたまってしまう^^;


車椅子の方と付き添いの方を一組見かけましたが、
あの混みようでは大変だったと思います。
みんなウィンドウにへばりついて見ているから、
せっかくの展示物に近寄れなくなってしまう。
それに、座高では、視線の高さなんてたかが知れてる。
そのあたりもう少し、配慮がなされてあるとよいですよね。
段差がないだけが、バリアフリーではないと思います。


もちろん阿修羅像のお部屋も人・人・人。

阿修羅像は、思ったよりも小柄で華奢な印象でしたが、
その中にも力強さが秘められていることが見て取れました。

最後のお部屋では、ヴァーチャルリアリティで復元した
創建当時の興福寺を見ることができるのと、
阿修羅像についての分かりやすい解説もあります。
長すぎず短すぎずちょうどよい長さで、おすすめです。

あと1週間です。
ご興味のある方はぜひぜひ。


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2009年5月30日土曜日

受入承諾書をGET! ~その2~

郵送でも届きました♪

いやぁ。

待ち焦がれた、なんてレベルではありません(笑)
この3ヶ月というもの、私の頭の中は、
この書類が然るべき時期までに届くかどうかってことで
いっぱいでありました。

郵送で届いた、このオリジナルがあれば、
ビザ取得にかかわる不安は消えたも同然。

さて。
さらに準備を進めていくことにします。


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原因が判明。

冷却ファンから音がするようです。

このブログを書いているのは私自身のノート型PCですが、
音がしだしたのは、家族も使うデスクトップのほうです。

この音。
電源を切ればなんとかおさまっていましたが、
昨夜はもう、つけるが早いかうなりだす始末。

ディスクが壊れているわけではないけど、
いろいろ調べてみると、
冷却ファンの不調も、PC内のさまざまな機器に
影響を及ぼすようです。

精密機器ってのはそれだけ、熱を嫌うのね。。。
ということは、無理して使うのはどう考えても
良くない。

ってなわけで。
これまでネットにつながないできたこのノート型を、
しかたなくネット接続して使うことにしました。


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2009年5月28日木曜日

パソコンがっ!?

突然、うなりだしました><

昨日の夜のことです。
フランス語のニュースをpodcastから拾ってきて
CD-RW(書換え可のやつ)に焼きはじめたそのとき、


うぅぅぅぅ~~~んん


ちょっと高めのうなり声をあげはじめたパソコン。
正直ビビりました(笑)
だってこんな音聞いたことないし。

とりあえず、CD焼け次第、電源OFF。
しばしパソコンに休息時間を与えてから、
再起動・・・おねがい、うならないで!


お。静かだ。


どうやら、おとなしくなりました。

このパソコン、かれこれ7年は使ってます。
いちおう、xpです。

そろそろ、あぶないですかねぇ。



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2009年5月27日水曜日

バイト最終日。

ひとまずアルバイトを終わりにしました。

この一年と少しの間、知り合いの合唱団の事務所で
事務作業のアルバイトをしていました。

そろそろ準備に追われだす時期だろうと思い、
5月末で、おしまいにすることにしました。

昨日はラストだったので、
帰りにごはんをいただいてしまいました♪
お世話になりました。
2年間、がんばってきま~す。



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2009年5月25日月曜日

出願しました。

フランス語会話のあと、郵便局へ。

ちょっと割高になるけれど、
速さと確実さの点から、
EMS(国際スピード郵便)を選択。

これなら、追跡サービスが利用できるので、
いま輸送のどの段階にあるのか、
先方にきちんと届いたか、
いつもネットで確認することができます。

順調に行けば、7月初頭には仮通知がくるはず。

今度はビザ申請の準備に取りかかることにしましょう。


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またまた夜行性です。

フランス語でメール返信用の文章を
作成していました。

明日は午前中に、フランス語会話があります。
そのときに、先生に添削してもらうべく、
フランス語で作文していたというわけ。

新聞屋も来ちゃいましたし、
さてそろそろ寝ましょうか。

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2009年5月24日日曜日

おいしい季節になりました!

ラタトゥーユです♪











ラタトゥーユといえば、一昨年に日本でも公開された
レミーのおいしいレストラン』をご記憶の方も多いはず。
原題はフランス語でRatatouille。
主人公レミーは、ねずみですよね。
ねずみはフランス語で"Rat"。
音あそびになっています。


旬のトマトが出てくるころ、
我が家はラタトゥーユのおいしい季節になります。

入っているのは・・・


トマト、ズッキーニ、ナス、
たまねぎ、緑ピーマン・・・








お野菜は、トマトとツナのサラダ。


入っているのは・・・

トマト、紫たまねぎ、
ツナ、ピクルスです。

マヨネーズで和えています。





新たな一週間がはじまります。
明日からまた、がんばろう♪


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そろそろ出願。 ~その2~

願書作成も終盤です。

私はリール第3大学のMaster2に出願します。


出願用紙は全部で4枚。
PDFファイルで、4月初めに大学のサイトから
ダウンロードしました。

今日ここでは、
出願時にはどんな書類が必要になるのかを、
ざっと書き起こしてみたいと思います。

まず、記入した出願用紙には写真を添付と書かれています。
でも、日本の大学への願書にあるような、
写真を貼るための欄は見当たりません。
おそらく、1ページ目(名前とか書く)の適当な場所に
貼っていいものと思われます。

次に、履歴書。これも写真添付です。
もちろんフランス語で作成。
留学するときの履歴書の書き方は、
『フランス留学案内』が参考になります。

英米の大学への留学情報本は多いのですが、
フランスとなると激減します。
この本は、かなり優れものです。
ただし、情報というのは古くなるものですから、
その点は、確認が必要になってきます。

そして、重要なもののひとつ、研究計画書。
リール第3大学の場合は、最低でA4用紙1ページ以上が
求められています。
量は大学によって差があるようです。
以前に調べたことのあるパリ第12大学は、
4~5ページとありました。

つづいて証明書類です。
これらはたいてい日本語(ときには英語も)で発行されますが、
正式にフランス語に訳したものが必要になるので、
すべての翻訳を、大使館指定の翻訳業者に
依頼しなければなりません。
そしてその後、大使館で翻訳査証を受けます。
原本と翻訳とが相違ない、という証明です。

必要な証明書は・・・
高等学校の成績証明書と卒業証明書、
大学教育における成績証明書と卒業証明書。
我々日本人は通常、バカロレアを持っていませんが、
(バカロレア⇒フランスにおける大学入学資格)
高校を出たという証明と、
大学に在籍したという証明をあわせれば、
問題ないようです。

私は博士課程に在籍しているので、
このほかに、修士時の成績証明書、修了証明書、
博士課程での成績証明書、在籍証明書も
必要になります。

つづいて、フランス語試験の証明書。
日本ではフランス語が公用語ではないので、
フランス語を使えるという公式な証明書が
必要になります。
主なものとして、DELF/DALFTCF
認められているほか、
世界各地のアリアンス・フランセーズにおける証明書も
有効である場合があります。
(⇒アリアンス・フランセーズAlliance Française:
フランス語学校。パリのほか、日本にも各地にある。)


DELF/DALFの場合は、
DALFを持っていれば何ら問題ないでしょう。
ほぼネイティブ並みですし。
DELFだと、B2以上が求められることが
多いようです。
TCFでは、レベル4以上が
必要になると言われています。

必要なものはざっとこれくらい。
あとは、願書上に短い論文要旨を書いたりとか、
返送用の封筒を添付するとか、
そのような感じです。


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2009年5月23日土曜日

受入承諾書をGET! ~その1~

とうとう、待ちに待っていたものが
やってきました!

受入承諾書です。

最初に依頼してから、3ヶ月以上が経過しました。
これからフランスに行きたいと思われる方は、
なるべく早くに、指導を受けたいフランスの教員と
コンタクトをとられることをお勧めします。


この受入承諾書ですが、
じつは今週のはじめに、?回目かの催促をして、
すぐにメールで届いていたのです。

しかし、どうしても内容に足りないところがあって、
再度、作成していただけるように
お願いをしていました。

それにしても、不思議なものです。
忙しくてなかなか動かなかった相手が、
メールの書き方ひとつで、動くんですから。

私が書いた再依頼メールの原稿を、
フランス語の先生にチェックしてもらったところ、
即効性があるようにと、いくつか直してくれました。

今回はバッチリ。

これで、向こうの大学に出願するための
最初の壁はクリアしましたし、
これがあれば、ビザ取得も問題なく進むはず。

あとは住居です。


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2009年5月22日金曜日

遠藤周作『キリストの誕生』

遠藤周作氏的には、
『イエスの生涯』の続編な位置づけです。


イエスがとらえられ、処刑されていくのを見て、
あろうことか四散した弟子たちが、
いったいどんなことから、
イエスの教えを真に理解するに至り、
(これが、イエスを「見る」っていう体験、らしい)
のちに布教活動に邁進していくのか…という、
ある意味、永遠の謎に迫るもの。


私は信者ではありません。
しかし、あまりに小さいとき(幼稚園年少)から
キリスト教に接してきました。
その結果、ある時期までは、何も疑わずに育ち、
それ以上知ろうとしなかった、
そんな人間です。

極端な話。
わたしの知識は、ごくごく最近まで、
幼稚園の紙芝居レベル、
あるいは、
クリスマス近くなるとみんなで演じた、
聖劇のレベルでした。

いや、ほんとに(汗)。

これらはある意味、
伝えやすく分かりやすく、と
「つくりあげられた」イエスの生涯です。
ほんとうは(何をほんとうと言うかはさておき)、
そこに、もっと複雑な事情が絡んでいます。

それらの複雑な事情を、
遠藤氏はとてもわかりやすく書いておられます。
たとえそれが(ご本人が書いておられるように)
研究史的には不十分な内容であったとしても、
この本は、イエス・キリストをわかりやすく万人に伝える、
という、とても大きな意義をもっていると思います。

読んでいると、
なぜか登場人物を身近に感じてしまう自分がいます。
それはもちろん、
遠藤周作氏の書き方が上手いからでしょう。



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遠藤周作『イエスの生涯』

カトリックの学校に通っていても、
意外と詳しくは知らないものです。


この、遠藤周作『イエスの生涯』
何年か前から、持ってはいました。
が、思いっきり、積ん読でした。。。

読もうと思ったのは、
授業なり研究なり、における必要性から。
こりゃそろそろきちんと知らにゃいかん。
と思ったのがきっかけです。

聖書を読みなさいと言う先生もいます。
一理ある、と思います。
が、こちとら聖書学者ではないわけで、
そのまま頭から読んでも、
聖書のことばが何を言おうとしているのか、
たとえ話から何を読みとればいいのか、
それをうかがうところまでは、
はっきり言って、到達しきれません。

はたと思い出したのがこの本です。

文庫サイズで移動中に読むのに重宝し、
なんといっても平易に書かれているので読みやすい。

ときどき聖書の引用が出てきます。
もし聖書をお持ちなら、横に置いて、
箇所を見ながら読むと臨場感さらにUP。
(ちなみに私は、新共同訳の、
旧約聖書続編付き聖書を使用。)

いままでよくしらなかったけど、
イエスって、こんなにも孤独だったのね。。。


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カウンターが♪

ちゃんと機能しています(笑)

TodayとYesterdayが、切り替わりましたね。

設置した時間に、左右されるような気がします。



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おそるべし、文房具店。

私の記憶が正しければ・・・

商店街を歩いていると、
大学御用達ともいえる文房具店の前に貼り紙が。


「マスク本日入荷します」!


思わず二度見(笑)

コンビニや薬局なら分かりますが、
文房具店もマスク販売するご時世ですか!?


それってなんか。
この機に乗じて、「商売」してません?(苦笑)



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カウンターが!?

なんか変だなぁ(笑)

このカウンター、
TodayとYesterday、
いったいいつ切り替わるんだろう^^;


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ときどき思い出すこと ~川崎病のこと~

私は、元川崎病患者です。

川崎病をご存知ですか?
ぜんそくではありません。
心臓の病気です。


私はこのブログ以外に、
某SNSサイト、m*x*にも参加しています。

そこで私が参加しているコミュニティに、
『元 川崎病』というのがあります。
文字通り、私自身が「元 川崎病」なので、
ふと思い立ってコミュニティを探したのです。

思った以上の参加者に驚きました。
自分と同じ病気を持っていた人間が
これだけ多くいたのだと、
知ることができたのです。
とてもうれしいことでした。
この病気だった人、
私の身近には、誰もいませんから。

しかしその反面、
立てられるトピック、
書き込まれるコメント、
その一つひとつを見るにつけ、思うんです。
自分が幸福/健康であることに、
つねに感謝をしなければならないと。

元患者の中には、
深刻な後遺症に悩まされている人たちが
たくさんいます。
後遺症の残らなかった私にとって
この事実は、非常にショックなものでした。

当時、医師から聞いた話では、
大部分が、幼児期に発病するとのこと。
私が発病したのは、8歳直前。
かなり異例なケースでした。

病気が分かった時点では、
まだ動脈内に、瘤はできていませんでした。
発見が、比較的早かったせいもあったのでしょう。
そのため、
カテーテル検査もすることなく、
身体にメスも入れずに、
点滴・投薬のみの、約4週間の入院だけで、
私は退院することができました。

退院後は、定期検診に何度か通いました。
心臓に負荷をかけたりしながら、様子をみます。
超音波検査(心エコー)をしたり。
踏み台昇降運動をしながら、
合間に心電図をとって、波形を調べたり。
それでも異常は出ませんでした。
私には後遺症は、何も残らなかったのです。

その後は、体力向上に励みました。
そもそも、身体が強いほうではなかったのです。
プールに行けば気管支炎になり、
友達の家に遊びに行けば熱を出す。
そんな子供でした。

そこで翌年(小3)から、
テニススクールに通うことになりました。
高3まで、週1で通い続けた結果、
どうやら人並みの健康を維持できるようになりました。

その後何を血迷ったか(笑)
大学では体育会のテニス部に入り、
怒涛の4年間を過ごすことになります。

今思うと、これができたのは、
あのとき何も後遺症が残らなかったおかげです。

コミュニティ内のコメント。
後遺症で瘤が残り、大人になってもずっと
検査に通いつづけている人。
運動を控えるため、
体育の授業をずっと見学しつづけた人。
心臓のバイパス手術を受けた人、
これから受ける予定の人・・・

つらいです。
自分もこの人たちと同じ病気だったのに。
事態が事態なら、
自分がその立場だったかもしれないのに・・・


この病気は、いろいろな意味で、
私の人生を変えたような気がします。

私よりずっと小さいのに、
長いこと病院で暮らしている子たちを何人も見ました。
脳に病気があり、
特別病棟と小児病棟を行き来している、
同い年の子もいました。
糖尿病を持っていて、
定期的に入院しているらしい中学生もいました。

このような環境で過ごした約1ヶ月は、
私の中に、おそらく何かの痕跡を残したはずです。
それはきっと、
単なる想い出とは違う、何か別のもの。
それはきっと、
意識して自覚できるものではないようなもの。
考えて理解するとか、そういう範疇には入らないもの・・・

・・・私がベルクソンの哲学に引きつけられているのは、
自分の中の、何かこのような部分が、
反応しているからなのかもしれません。

・・・なんだか自己完結してしまいました(苦笑)

でもとにかく、これを最後まで読んでくれたみなさん、
ぜひ心に留めておいてください。
川崎病という病気があることを。
見た目には元気でも、
心臓に不安をかかえたまま大人になっている人が
何人もいることを・・・


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2009年5月21日木曜日

カウンター付けました。

ページの右を見てください♪

こちらでお手軽なものが見つかったので、
とりあえず設置してみました。

自分ばっかりカタカタ回さないよう、
気をつけま~す。


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そろそろ出願。 ~その1~

今日は歯医者さんのあと、郵便局へ。

国際返信切手と、現金書留の封筒を購入。

前者は、出願した後に、
フランスの大学から私のところへ
結果通知やら何やらが返送されてくるときに
必要なため。

後者は、ちかぢか大使館で
書類の翻訳査証を受けるとき、
釣銭返送用として同封するため。

あ、ちなみに翻訳査証を依頼するときは、
書類が大きくて折れないものなので、
角2封筒(A4がそのまま入るやつ)を使って、
定型外の現金書留で送ってます。

だから返送用には、
さすがに相手方(大使館領事部っ!)に、
定型外の現金書留で送れ、とは要求できないので(笑)
金額をだいたい予測して切手を貼った現金書留封筒と、
同じく角2封筒を、依頼時に同封してます。

書類がコンパクトなものなら、
現金書留の封筒の中に、
入れてしまっていいんですけどね。

いろいろめんどくさいんですよね。
もろもろの手続きの、
そのまた手続き、って感じのも、
けっこう多いんです。

でも、こういう作業が嫌いな性分でもないので、
わずらわしいと思いつつも、
楽しんで取り組んでる面があったりします。

いまは大学です。
これからお昼ごはん♪


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このところ夜行性です。

またまたこんな時間になってしまいました。



明日は朝一で歯医者さんへ行きます。
ただいま歯の点検とお掃除中です。

海外では多くの場合、歯科治療に保険がきかないため、
(最近は歯科治療をカバーする保険も登場してます)
出発前までに、気になるところを直しておこうと
思っています。

幸い、虫歯はほとんどないようなので、
そう長くはかからずに済みそうです。


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2009年5月20日水曜日

カウンターを取り付けたい。

お手軽な訪問者数カウンターを探しています。



ブログ訪問者の人数がわからない。。。
先日から、このBloggerに取り付け可能な
カウンターを探しているのですが、
なかなかいいものが見つからない><

どなたか情報をお持ちの方、
いらっしゃいましたらぜひぜひ♪

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ときどき思い出すこと ~飛行機事故のこと~

自分のことではなくても、
胸が締め付けられそうになります。
私が生まれる前の話です。



父方の祖父は、全日空機羽田沖墜落事故で亡くなりました。
1966年(昭和41年)2月4日、享年55歳。
札幌では雪祭りのさなかです。


今ではありえないことですが、この事故は結局、
原因不明として処理されました。
しかし、その後に及ぼした影響を鑑みると、
いろいろな意味で、すごく大きな事故でした。

父は事故当時のことを、あまり話したがりません。
ある意味では当然かもしれないと思います。
何の罪もない、かけがえのない存在が、
何の前触れもなく、一瞬にして奪われたのですから。
その苦しみは、計り知れなかっただろうと思います。

ノンフィクション作家の柳田邦男さんの本に、
『マッハの恐怖』というのがあります。
報道記者時代に追った飛行機事故の記録が、
まとめられたものです。
(1985年の日航機墜落事故は『続・マッハの恐怖』に所収。)
この本には、全日空羽田沖墜落事故の詳細が、
克明に記されています。

この本の存在は以前から知っていましたが
これまで、どうしても開いてみる勇気がありませんでした。

しかし、祖父の最期について知るにはこれしかない。
2年前、私は意を決してこの本を読みました。

口絵の写真を見ただけで、私は涙が止まらなくなりました。
東京湾に浮かぶ、引きちぎれたような機体の残骸。
想像してください。あの鉄の塊が、
いとも簡単に破壊されるほどのエネルギーを。
羽田沖までやってきた全日空機が、
あともう少しのところで、いかにして落ちていったか。
読み進むにつれ、その光景が、
目の前に再現されるかのようでした。


祖 父 は こ う し て 亡 く な っ て い っ た の だ ・・・


私の弟はこの本を読んだあと、
羽田空港へ、
かつてその現場であったであろう場所へ、行きました。
居ても立ってもいられなくなったのでしょう。

私にはまだその覚悟はないけれど、
この本は私のお守りのようになりました。

この事故があったことによって
生を受けたという自覚があります。
この命を、
祖父の死によってもたらされたこの生命を、
あだやおろそかには生きられないと思っています。

志半ばで他界した祖父の、
その志をそのまま継ぐことはできなくても、
せめてその気持ちを、
思いを、つないでいけたら。

そんなことを、折に触れ、考えていたりします。


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「続きを読む」を追加。

素晴らしい機能を埋め込んでしまいました(笑)



すでにお気づきの方も多いと思うのですが、
このBloggerのブログ、
デフォルトでは、「続きを読む」機能がないんです。

でも写真が多く入ったり、記事が長くなったりすると、
いっぺんにそれが表示されたんじゃ、ねぇ。

というわけで、ブログパーツ的なものを探したところ、
あったんです。

Blogger上でブログをしておられる、こちらの方が、
ご自身でコードを記述されているようで。
「続きを読む」機能に関して、とても役立ちました。


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2009年5月19日火曜日

草木も眠る・・・

この時間に起きていると・・・


昔、テレホーダイの時間帯に
必死こいてネットで遊んでいたことを
思い出します。

あ、新聞屋さんはさっきすでに配達してました(笑)


さ、そろそろ寝ないとな。

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2009年5月18日月曜日

増える増える。まだ増える。

言わずもがな、新型インフルの感染者数。
あっという間に、世界ランキングの上位国に。

さっきTVで専門家の人が言っていました。
がしがしと人数が増えていくのは、
「管理がある程度徹底されている証拠といえる」。

・・・たしかに。

さきほど歯科治療のため外出した母曰く、
「街の高校生がみんなマスクし始めた」とか。

そのうち東京方面にもやってくるんでしょうね。
状況によっては、大学も閉鎖になるんでしょうか。

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2009年5月17日日曜日

Today is...

・・・実を言うと今日は何の日でもないのですが、
先週母親の誕生日があって、めでたく還暦を迎えたということで、
夕食は、それを母親自ら祝ったお料理でした。



最初は、鯵と玉葱のマリネ、サワークリームのドレッシング。


今回は前日から祖母が鯵をお塩にしておいたため、
しっかりしみこんで、
サワークリームとのバランスが◎。
酸味がとがりすぎず、
絶妙な味わいになりました。





これをライ麦パンにのせて食べると、
またすてきなお味に。




メインは豚肉のロースト。



総量は1.5kg。
前日からオリーブオイルと塩コショウを
まぶしておいたお肉を、オーブンで焼き上げたもの。
こちらではすでに、切り分けられてますね。






煮込んだお野菜と一緒にいただきます。
にんじん、オクラ、かぶ、
ごぼう、ズッキーニ・・・
白い器に、色鮮やかです。








一緒にのせるとこんな感じ。
お肉のソースは、肉汁と一緒にドライトマト。
お野菜とのとりあわせを邪魔しません。








もうひとつ、じゃがいものソテー。
フライドポテトのような形状に切ったものを、
フライパンの上で、ぎゅっと寄せながら焼きます。





今日はデザート付でした。


弟が御茶ノ水からはるばる購入してきたもの。
かつて部活のスタッフさんの間で、評判だったようです。

ノアパパスウィーツ
〒101-0062 千代田区神田駿河台2-2
Tel&Fax:03-3291-3210


こちら食べログ⇒http://r.tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13042350/




私が食べたのはこちら。
チョコレートのシフォンケーキのような中に、
バナナと生クリームが入っています。
ほんのりとリキュールが香って、おいしいです。






スポンジの部分の元気が良くて、
食べごたえがありました。
地元には、こんなおいしいケーキ屋、
ないぞ!


紅茶と一緒にいただいて、もう今日はおなかいっぱい♪



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こんなのいかがですか?

アルファベットの文字(LETTRE)が落ちてくるテトリス、
その名も、レトリス(LETTRIS)です。



文字をつなげていって、単語ができれば消え、得点が入ります。
消えたらその箇所だけ、上のブロックがずり落ちます。
ずりおちたとこで、また単語ができれば勝手に消えます。
テトリスとぷよぷよが一緒になったみたいな感じ。

点数が上がれば、レベルが上がっていきます。
レベルが上がるとたぶん、何かが変わります。
・・・すみません、あまりレベル上がったことないんで(笑)

URLはこちら↓  フランスのテレビ局、TV5のサイトの中にあります。
http://www.tv5.org/TV5Site/jeunesse/lettris.php

フランス語がわからなくても大丈夫、
ページ右上の言語設定で、表示を英語に変えられます。

遊び方は簡単。
画面上のPLAY(フランス語ならJOUER)をクリック。
あとは、十字キーで落ちてくるアルファベットを操作するだけ。

高得点を獲得すると、自分の名前をランキングに載せることができます。
ちなみに私の最高スコアは68000、ついさっきです。

さあ、あなたもLETTRIS!

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受入承諾書が来ないのですが・・・

フランスの大学院で研究指導を受けるには、
大学に出願する前にまず、指導を受けたい教授と直接に
コンタクトをとらなければなりません。



私は2月に手紙を出しましたが返事がなかったので、
3月にメールでたずねたところ、ご快諾を確認。
受入承諾書を送ってくれることも確認。

しかし。
これで安心・・・と思ったのもつかの間、承諾書がなかなか来ないのですよ。
5月に入って、もう一度確認してみたところ、
どうやら先生が忘れていたらしいことが発覚。
すぐに送りますと書いてはあったのだけど、
一週間が経過する今、まだ届いてはいません。

友人の話では、よくあるパターンみたいです(笑)
仕方ない、もう一度催促することとしましょうか。

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遅ればせながら

簡単に自己紹介します。

大学院でフランス哲学を研究しています。
とりあえず専門はベルクソン、っていうフランスの哲学者です。
そのうち詳しく・・・書かないかも(笑)



今年の秋から、フランスはリールの大学院に2年間の予定で留学します。


リールはフランスの北部にあって、北フランスの交通の要衝になっています。
TGVっていう速い電車を使えば・・・
ロンドンまで1時間半くらい、パリまで1時間くらい、
ベルギーのブリュッセルへは40分くらい。
とにかく、ベルギーの国境にめっちゃ近いところです。
そのため、リールではワインよりビールのほうが、よく飲まれているとか。

今は準備に追われる日々。
このブログでは、私の留学準備と、留学してからの日常、その他いろんなことを
つづりたいと思っています。

どうぞよろしく。


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